本日、7月4日(土)第4回高知競馬第5日のメイン競走は、「グランディールレディスシリーズ ヴェガ特別」(3歳以上牝馬 1,300m)でした。
1番人気に支持されたラブミーリッキー(赤岡修次騎手)が押して、ハナを奪い主導権を握りました。デルマキミノナハ(宮川実騎手)、スプリングガール(林謙佑騎手)が2、3番手でレースは進み、最後の直線へ。逃げたラブミーリッキーは脚色衰えず、スタートで後手を踏んだパルクリール(嬉勝則騎手)が外から追い込んできましたが、2馬身半差つけ完勝しました。
赤岡修次騎手、田中守調教師は、4月「スピカ特別」をムーランブランで制しており、グランディールレディスシリーズ連勝となりました。
優勝馬
ラブミーリッキー号 (牝4 ・栗毛) 田中 守きゅう舎
父サウスヴィグラス
母ベラドンナジュリア(母の父 ゼンノロブロイ)
馬主小林 祥晃
生産者村上 欽哉
赤岡修次騎手のコメント
「(逃げは予定通りでしたか?)当初は考えてなかったのですが、前に行きたい馬が外にいて、他のメンバーを見て、もう前に行くしかないと思って逃げました。
(ヴェガは七夕の織姫星ですが、願い事をするなら?)そうですね、コロナが早く収束すればいいなと思います。これからも頑張ってやっていきますので応援よろしくお願いします。」
本日、6月21日(日)第4回高知競馬第2日のメイン競走は、「JBC協会協賛 高知・佐賀スタリオンシリーズ ヴァンセンヌ賞」(3歳以上 1,600m)でした。
前走、同距離の「シュヴァルグラン賞」を圧勝したスペルマロン(倉兼育康騎手)が人気を集めた一戦。アースグロウ(郷間勇太騎手)が逃げ、2番手に現在4連勝中のハーツジュニア(上田将司騎手)、3番手にスペルマロンがつけてレースは進みました。2番手を離して逃げたアースグロウでしたが、4コーナー手前でスペルマロンが外から並んで、最後の直線へ。内からキャプテンオリオン(赤岡修次騎手)が抜け出し、真ん中アースグロウも粘りこみを図りましたが、スペルマロンが直線半ばで後続を突き放し、2着キャプテンオリオンに3馬身差をつける快勝でした。スペルマロンは、前走「シュヴァルグラン賞」に続き、高知・佐賀スタリオンシリーズを連勝しました。
優勝馬
スペルマロン号 (セン6 ・栗毛) 別府真司きゅう舎
父ロージズインメイ
母チャンピオンダイヤ(母の父 ダンスインザダーク)
馬主西森 功
生産者日優牧場
倉兼育康騎手のコメント
「(1番人気に応え快勝でしたね)そうですね。枠もよくて、いい位置を取れたので楽な競馬でしたね。早くファンの皆さんが競馬場に来れるようになったらいいなと思います。ありがとうございました。」
本日、6月14日(日)第3回高知競馬第6日のメイン競走は、「ダービーシリーズ2020 JBC協会協賛 黒潮ダービー 第48回高知優駿(エスポワールシチー賞)」(3歳 1,900m)でした。
好スタートからリワードアヴァロン(永森大智騎手)が逃げ、2、3番手の内に黒潮皐月賞馬レインズパワー(倉兼育康騎手)、外にフルゴリラ(宮川実騎手)がつけました。単勝1番人気に支持された大井所属のアンダーザスター(佐原秀泰騎手)は4番手の内でレースを運びました。軽快なペースで逃げるリワードアヴァロンは、3コーナー過ぎからペースを上げて後続を引き離し、レインズパワー、アンダーザスターが必死に追いましたが、リワードアヴァロンの脚色は最後まで衰えず、鮮やかに逃げきりました。
リワードアヴァロンを管理する雑賀正光調教師は、昨年のナンヨーオボロヅキに続き2年連続3度目の高知優駿制覇。永森大智騎手は、2015年オトコノヒマツリ以来5年ぶり3度目。
優勝馬
リワードアヴァロン号 (牡3 ・黒鹿毛) 雑賀正光きゅう舎
父グランシュヴァリエ
母デイトナ (母の父 プリサイスエンド)
馬主 宮﨑忠比古
生産者 有限会社リワード
永森大智騎手のコメント
「この馬の持ち味が発揮できる馬場だったのも良かったです。最後まで頑張って走ってくれたおかげで、強い馬の追撃をしのぐことができました。今回も乗せていただいた雑賀先生や馬主さん、普段一生懸命に調教してくれている岡村君(岡村卓弥騎手)に感謝したいです。」