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黒船賞出走権の行方は?

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左から、郷間勇太騎手(川崎)、まこちゃん(高知)、濱田達也騎手(船橋)。

昨日はパソコンにかじりついて、地方競馬インターネット中継(高知)を見ていました。
昨日はハタチの南関武者修行コンビが、すごく目立っていましたね。
まず、濱田達也騎手。
第1レースでは単勝万馬券&3連単70万馬券を演出。
第8レースでは落ち着いた騎乗で差し切り勝ち。
そして最終の第11レースも制して、1日3勝の大活躍!
郷間勇太騎手も、人気薄の馬で穴を空けまくりました。
メインレースはよく3着に残したな~。

さて。
本日の高知競馬メインレースは、だるま夕日特別
実力伯仲の10頭が、残り1枚の乗船チケット――黒船賞優先出走権の獲得を目指す1600m戦です。

暮れの高知県知事賞を制したトサローラン、黒潮スプリンターズカップを連覇したマリスブラッシュ、追い込み馬ロマンタッチをはじめとする重賞常連組。
フサイチバルドル、セトノヒット、アタゴビッグマンといった新興勢力。目下5連勝中のアースクエイク。

馬券を買うとしたら、転入初戦の前走を快勝したセトノヒットと、黒潮スプリンターズカップ2着のフサイチバルドルの馬連かな。

厩舎関係者のみなさんが、「セトノヒットはかなり強いね!」と口を揃えていたのが印象的で。
フサイチバルドルについて、赤岡修次騎手は、クビ差の重賞2着を悔しがりながらも、「これでメドが立ちました」と言っていました。
あっ、川崎遠征で見せ場を作ったアタゴビッグマンも怖いぞ。

よし。
セトノヒット・フサイチバルドル・アタゴビッグマンのボックス(馬単&3連単&ワイド)でお願いします!

といっても、今日も高知競馬場に行けないので、エア馬券です。
仕方がないので、東京競馬場でフェブラリーステークスを観てきます。
フェブラリーも楽しみだけど、だるま夕日特別も現地観戦したい。福山牝馬特別も現地観戦したい。したいしたいしたい。
以上、強欲オークス(川崎に潜伏中)でした。


P.S.
本日発売のスポニチに、フェブラリーステークスの予想コラムを書かせていただきました。よかったらご覧くださいまし。

GJC男気スナップ!

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ファイティングジョッキー賞を快勝して、吉田勝彦アナウンサーからインタビューを受ける、高知代表・西川敏弘騎手。
単勝7番人気のミユキオカメ(牝4、田中範雄厩舎)で、ゴールデンジョッキーカップ初騎乗初勝利!


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ウイナーズサークルにて、ファイティングジョッキー賞の口取り撮影。
西川騎手は、なかなか勝ち切れなかったミユキオカメに、1年ぶりの勝利をプレゼントしたのです。


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ミユキオカメを所有する白木伸卓オーナーは、西川騎手に何度もねぎらいの言葉をかけていました。
「上手く乗ってくれたなあ。西川くん、ホンマにありがとう!」


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昨年の夏、3ヶ月に渡って高知で騎乗した寺地誠一騎手も、西川騎手の勝利を喜んでいました。
寺地騎手は、クールに燃えるさすらいジョッキー。また高知に乗りに来てね。


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薄皮一枚で優勝を逃した西川騎手ですが、この大舞台で、高知競馬をたっぷりアピールなさいました。
賞金で新しい釣り道具をゲットできますね。ウシシ。
でも、勝手な想像だけど。
勝負ブーツに開いた穴をあっという間に塞いでしまう様子を目撃したことがあるせいか、西川騎手は古くなった竿やリールも、丁寧に手入れして大切に使っているような気がします。
人も物も大事にする人なんじゃないかな。

さあ、今日のモーニング展望。をチェックしなければ!

園田がピンクに染まった日

園田競馬場の名物レース・ゴールデンジョッキーカップ。
通算2000勝以上を挙げた凄腕ジョッキーたちがしのぎを削るドリームレース。

ゴールデンジョッキーカップ(略してGJC)には、園田・姫路で実況ひとすじ54年の吉田勝彦アナウンサーによる騎手紹介が欠かせない。
吉田アナウンサーが西川敏弘騎手のことを語り終えた瞬間、スタンドから力強い雄叫びが飛んだ。
「にしがわー!」「がんばれー!」
野太い声援を受けた西川騎手は少し照れくさそうな、すごく嬉しそうな笑顔を浮かべた。

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集合写真の撮影が終わると、名手たちの表情がキリッと引き締まって、勝負師モードに切り替わる。
初出場の西川騎手は、なんだか少し緊張しているように見えた。ところが・・・。

1戦目のファイティングジョッキー賞は、GJC史上に残る大混戦となった。
ゴールまで残り100mを切ったというのに、5~6頭が横並び状態で競り合っていて、どの人馬が1着を獲るのかまったくわからない。
これが名手の戦いというものか! 鳥肌が立った。
そのときだった。
外から脚を伸ばした西川敏弘騎手&ミユキオカメが、内の人馬をまとめて交わして、先頭でゴールを駆け抜けたのである!

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西川騎手は後方でレースを進めた。

「内で包まれて脚を余したくなかったので、前の馬との間隔をとってレースを進めました。『徐々に外に出していこう』と。4コーナーでは他の馬の脚色が思いのほか悪かったので、『行けるかな?』と思いました」

冷静な騎乗で鮮やかな差し切り勝ちを果たしたGJC1年生は、「今回はくじ運がいいみたい!」と言って、あわただしく2戦目に向かった。

2戦目のエキサイティングジョッキー賞を制したのは、これまたピンクの勝負服!
さすらいの内田利雄騎手&ツルマルメジャーだった。

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そして西川騎手&テクノシュウホウは、なんと小牧太騎手&アクアレイジアと「同着」の3着。
本来は3着に入ると13ポイントが加算されるのだが、同着のため12ポイントに。
2戦目が終わった時点での順位は・・・。

1位 西川敏弘 32ポイント
2位 内田利雄 30ポイント
3位 岩田康誠 23ポイント
4位 山口勲  18ポイント
5位 菅原勲  17ポイント

西川敏弘騎手がトップで、内田利雄騎手が2位。
その差はわずか2ポイント。

夢のダブルピンクが優勝を争っているという夢のような展開に激しくときめきながら、諸事情により、私は伊丹空港に向かった。

そして。
羽田空港で、ラストのチャンピオンジョッキー賞の結果を知った。

1着 シンボリピレネー  川原正一
2着 トサノデザート   岩田康誠
3着 スマイリングフィル 内田利雄
4着 トウショウサウンド 西川敏弘

わっ、内田騎手か西川騎手が優勝じゃないの?
総合順位は?
総合獲得ポイントは!?
あわてて足し算をすると、信じられない答えが出た。

西川敏弘 43ポイント
内田利雄 43ポイント

なんとなんと、ダブルピンクが同点!
しかし。しかし・・・。
「総合ポイントが同点の場合、チャンピオンジョッキー賞の着順が上位の騎手を、総合順位の上位とする」という規定があって――。

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(写真提供:兵庫県競馬組合)

優勝 内田利雄 43ポイント
2位 西川敏弘 43ポイント
3位 岩田康誠 38ポイント

第17回ゴールデンジョッキーカップ。
さすらいのミスターピンクが、3度目の総合優勝を果たした。
初出場の西川騎手は、惜しくも惜しくも総合2位。
うう、ダブル優勝にしてくれ~。
内田騎手も5年前のGJCで「同点2位」の悔しさを味わっていて、「『ふたりとも優勝でいいじゃん!』と思いましたよ~」って言ってたっけ・・・。
なんてことを思いながらパソコンを開き、チャンピオンジョッキー賞のVTRを見た。
地方競馬インターネット中継(兵庫・園田)

内田利雄VS西川敏弘の攻防を見て、涙が出た。
1戦目のファイティングジョッキー賞も、2戦目のエキサイティングジョッキー賞も、何度も繰り返し見返した。
本当に素晴らしいレースだった。

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先月、福山競馬場でダブルピンクの写真を撮らせてもらったとき、西川騎手はこんなことを言っていた。

「こっちはニセピンク(笑)」

そんなことないです。どっちも本物です。
ダブルピンクは最強だ。
そして次回は、高知のピンクが優勝するのだ!

瓦せんべいと、ダブルピンク馬券

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そのだけいばオリジナル瓦せんべい。
園田競馬場内の「兵庫の特産品コーナー」でゲットしました。
あまりにもオイシイ外見をしているので。
味にはあんまり期待していなかったのですが。
こりゃうまい!
お土産にぜひ!

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第17回ゴールデンジョッキーカップ。
まさかの展開、まさかの結果。
これはぜんぶ外れ馬券だけど、当たったようなもんだと思う。ぐすん。

さすらいパワーと男気パワーが炸裂したゴールデンジョッキーカップについては、のちほどお伝えします!

西川騎手が暫定トップ!

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第2戦が終わった時点で。
トップに立っているのは。
なんと。
なんと!

高知代表・西川敏弘騎手です!
2位はさすらいの内田利雄騎手!
夢のダブルピンク!
うおおおおお!

と、むちゃくちゃ興奮しつつ、のっぴきならぬ事情により、第3戦を見ずして園田競馬場をあとにするオークスでした。
飛行機から応援しちゅう!

園田競馬場より!

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第17回ゴールデンジョッキーカップ!
第1戦目のファイティングジョッキー賞が、まもなくスタートします。
高知代表の西川敏弘騎手は、一昨日大きなイカを釣ったそうです。
いい感じ!

西川敏弘騎手、名手の祭典に初出場!

本日、兵庫県の園田競馬場で、第17回ゴールデンジョッキーカップが行われます。
この2000勝以上を挙げたジョッキーだけが出場できる名手の祭典に、西川敏弘騎手が初参戦します!

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2008年7月19日。
高知競馬第6レースを、西川敏弘騎手&ハーバータウンが鮮やかに逃げ切りました。
1987年に高知でデビューした西川騎手にとって、これが通算2000勝目のメモリアルウィン。
西川騎手は、高知デビューの騎手として3人目の2000勝ジョッキーとなりました。
その瞬間、検量室では大きな拍手が沸き起こりました。

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西川騎手は、複数のお手馬がかち合った場合、自厩舎である大関吉明厩舎の馬を必ず優先なさるそうです。
たとえ他厩舎の馬の力量が明らかに上であっても。

男気を貫いて22年。
西川騎手はゴールデンジョッキーカップ初出場の意気込みを、こう語っていました。

「憧れのレースに選んでいただいて光栄です。あとはくじ運がよくなることを祈るだけ(笑)。なんとか上位に入賞したいですね。賞金を稼いで、釣り道具を買いたい(笑)」

本当に釣りがお好きなんですね。
ただ、このごろ釣果がイマイチだそうで・・・。
西川騎手がおニューの釣り道具をゲットできますように。


2月19日の園田競馬の出馬表(PC向けページ)
第7、第8、第10レースがゴールデンジョッキーカップです。3つのレースによるポイント制で優勝を争います。詳しくはこちら(PC向けページ)で。

パソコンで地方競馬インターネット中継(兵庫)にアクセスすると、ライブ中継が見られます。
第5レース終了後(13時10分頃)に行われる騎手紹介も放映されるといいな~。
神様こと吉田勝彦アナウンサーによる騎手紹介、めちゃめちゃ楽しみです。

そして。
竹之上次男アナウンサーによる「ゴールデンジョッキーカップデータ集」(PCでご覧の方はここをクリック、携帯の方はここをクリック)を読んでビックリしました。
高知競馬の騎手がゴールデンジョッキーカップに出場するのは、なんと21年ぶりなんだそうです!

ジューシー!

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黒船賞トライアル・いろは丸特別。
ダメモトドラマティック馬券が当たった。
パルス高知で初めて払い戻しすることができた。
それも今年一番の払い戻し。
福山競馬ありがとう。
5歳セン馬ジューシー&イケメンガンダムマニア佐原騎手ありがとう。
強い競馬でした!

<追記1>
ほんまは馬単3→1も1000円分買うとった。
でも「単勝&馬単ゲットのほうがカッコええやろ」と思って2枚だけ載せることにしたら、間違えて(動転していて)馬連のほうを撮ってしもた。
珍しくズバッと当てたのに、自慢したかったのに、悔しい。
ま、当たったからえいか。

<追記2>
払い戻し金で高速バスの割引チケットとJALの株主優待券を購入した。
金券ショップ「チケット土佐」にて。
これでまた高知に帰ってこれるはずだ。

<追記3>
福山エース・樋本デスクの情報BOX(PC向けページ)を読んでショック。
ジューシー&佐原騎手が、黒船賞に参戦できますように。

今日は黒船賞トライアルat福山競馬場!

3月20日(祝日)、高知競馬場で行われる黒船賞。
今年の黒船賞には、福山競馬所属馬に出走枠が設けられました。
てなわけで。
本日、福山競馬場で黒船賞トライアル・いろは丸特別が行われます!
いろは丸特別の出馬表(PC向けサイト)

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重賞3勝の6歳牡馬・ナムラベンケイ&渡辺博文騎手にとっては、負けられないレース。
ただ、ここ2戦は負けているので少し心配です。


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5歳セン馬・ジューシー&佐原秀泰騎手に賭けてみようかな?
高知でデビューし、福山に移籍して活躍している佐原騎手。
佐原騎手が権利を獲って故郷の最大のレースに騎乗することになれば、ドラマチックだな~。

先月、福山競馬場で佐原騎手にお話をうかがいました。
追ってアップいたします。


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いろは丸とは、坂本龍馬率いる海援隊が使った船の名前だそうです。
いろは丸特別を制して黒船に乗り込むのは、どの馬なのでしょうか。
発走は16時30分です!

竜宮城体験

ひろめ市場で夕食を取っていると、向かいに座ったご夫婦に声をかけられた。
ふたりの目には、おなごひとりメシをかっ込む姿が哀れに映ったようで・・・。

気がついたら、ご夫婦と一緒にタクシーに乗っていた。
そして南はりまや町の「藤のや」へ。

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「藤のや」で2時間ほど過ごしただろうか。
さっきホテルに帰ってきた。
夢のような時間だった。
夢を見ていたような気分だ。

あのご夫婦は、私が名前や連絡先を訊ねても教えてくれなかった。
なのに、「また高知に来いよ。まだまだ連れて行きたい店があるから。高知には季節ごとの美味しいもんが、こじゃんとあるき」と言って笑っていた。
それぞれの職業だけは教えてくれた。
その職業の名を「藤のや」の大将に伝えると、必ず再会できるのだという。

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「藤のや」で包んでもらった鯖寿司を食べながら、呆然としている。
バレンタイン鯖寿司。
お腹いっぱいなのに、なんでめちゃくちゃうまいのか。