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黒潮菊花賞出走馬、関係者コメント!(その1)

本日、高知競馬場で行われる、黒潮菊花賞(ダート1900m)。
黒潮菊花賞の発走は、20時5分。
まだ時間はたっぷりある。
勝ち馬を探すぜよ。

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二冠に向かって壁を越えろ、ナロウエスケープ

ただいま破竹の8連勝中。しかも圧勝のオンパレード。いつなんどきでも、“逃げて離して持ったまま”。
高知に来てからの敗戦は、逃げたモルフェキープオフをとらえ切れなかった黒潮ダービーのみ(2着)。
しかも追われずして、古馬のオープンばりのタイムを叩き出す。
黒潮皐月賞を制した牝馬・ナロウエスケープが、満場一致で1番人気に指示されそうです。

「ダービーのときは、追ってからぜんぜん伸びんかった。まあ、初めての1900mやったし、あの頃に比べると、馬が成長してるから。中西くんも『向こう正面の手応えがだいぶよくなってきた』って言ってるしね 精神的にも強くなってるし、流れが厳しくなって番手の競馬をすることになっても、あんまり揉まれんかったら大丈夫やと思います」

炭田調教師はそう言って、にっこりほほ笑みました。
前走のあと、いくらか飼葉を残すようになってしまい、「目に見えない疲れがあるのかも」。
しかし、食が細ったことを覗けば、好調をキープしているそうです。
鞍上は先日2000勝に到達したばかりの中西達也騎手。重賞スナイパーのセンシティブな手綱さばきが炸裂するのでしょうか。
彼女を二冠馬へと導くというミッションをコンプリートさせるのでしょうか。

「相手の出方次第ですけど、逃げるつもりで乗ります。ナロウエスケープは、いつも一生懸命走る馬ですね。揉まれる競馬を距離という壁を乗り越えて、成長したナロウエスケープの姿を見せたいですね」 byスナイパー中西

ほんのひと月前まで、黒潮菊花賞の下馬評は「予想は簡単ちや。ナロウエスケープの楽勝やき(笑)」でした。ところが。
10月に入って、雑賀正光厩舎の3歳馬が、次々に勝ち名乗りを挙げていったんです。
ナロウエスケープに強敵出現!?

「ファンドリアスカとナローエスケープの一騎打ちや。アスカはナロウと互角、内心では互角以上やと思ってる」

にこやかに果たし状を叩きつけた雑賀調教師。
怖いです。本気です。いつも以上に強気です。

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人懐っこいファンドリアスカ

だけどファンドリアスカはぜんぜん怖くない。
おとなしくて、すごく扱いやすい馬なんだそうです。

「ひと月前に栗東から高知へ来たときは夏負けしてたけど、涼しゅうなってきて、だんだんよくなってきた。とにかく、一騎打ちでまちがいない」

ファンドリアスカの鞍上を務めるのは、高知リーディングの赤岡修次騎手。
勝算は?

「中央時代の成績は、ナロウエスケープよりファンドリアスカのほうがいいんですけど、ナロウはこっちに来て化けたんでねえ。アスカ自身は、1回使ったことでどう変わってくるかでしょう。ただ、ナロウエスケープは強いですけど、距離が伸びますからね。つけ入る隙がないことはないはずなんで、勝ちに行きたいと思います!」

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黒潮ダービー馬・モルフェキープオフ

田中譲二調教師「ダービーのときは昇り調子で、一番調子がよかった。倉兼には『馬はビシッとつくっちゅうき、あとはおまえに任せた』って。まあ、今回はダービーのときみたいに、楽には行けんと思う。『行かしたら、しわい(しぶとい)』っちゅうのを、みんなわかっちょるき。理想は3番手4番手につけて、前がもつれること。夏負けの影響もあって、馬が大人しいね」

倉兼育康騎手「がんばります!」


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大井の達城スポット騎乗! コスモグレイス

田中守調教師「運動のときはうるさい馬やけど、レースで掛かるところはないき、距離の融通は効くと思うけどね。ただ、相手が相手やけんね」
コスモグレイスには、大井の達城龍次騎手が騎乗します!


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川崎の郷間が乗るぜよ! コスモスティール

田中守調教師「ちょっと調子が落ちてきたから、黒潮菊花賞に使うために少し休ませた。ダービーでは5着は拾うちゅうけど、どこまでやれるかねえ」
川崎の郷間勇太騎手が騎乗します!

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