3月7日の夜さ恋ナイターをもって、高野毅騎手(大井・佐藤寿厩舎)と山下貴之騎手(船橋・川島正行厩舎)が、高知武者修行を終了しました。
昨年の9月4日から高知で乗り始めた高野騎手は、半年間で20勝を挙げました。
年末あたりから、穴を開けることが多くなり、勝ち鞍も伸ばしていった高野騎手。
先輩騎手いわく、半年間でびっくりするほど腕を上げ、「腕と口が立つ男」に成長したそうです。
雑賀正光調教師も、「高野、上手くなったやろ?」と言って、嬉しそうに笑っていました。
「高知のジョッキーは、みんな必殺技を持っている。それは『逃げが得意』とか、『追い込みが上手い』みたいな単純なことじゃなくて…馬乗りを極めているんです。この半年間、強烈な騎手人生を送りました。『あと10年はジョッキーを続けられるな』と思いました。ホント、高知に来てよかったっすよ!」
高野騎手はそう言って、大井競馬場に帰ってゆきました。
山下騎手が高知で過ごしたのは、3週間という短い時間でしたが――。
51レースに騎乗した経験と、ファンドリプライドで挙げた2勝は、かけがえのないものになったのではないでしょうか。
南関東でもがんばれー!