船橋競馬場で行われた日本テレビ盃を制したのは、マコトスパルビエロ&安藤勝己騎手でした。
パドックを歩いているときから全身に自信をみなぎらせていて、なんだか圧倒されてしまいました。
逃げ差し自在のマコトスパルビエロ。スマートファルコンとの再戦が楽しみやー。
高知からは、フサイチバルドル&赤岡修次騎手、リワードパットン&西川敏弘騎手、ケイエスショーキ(鞍上は浦和の水野貴史騎手)が参戦しました。
フサイチバルドルは8着でした。うう。ううう。
でも、バルドルを管理する田中守調教師の第一声を聞いてハッとしました。
「上等よお!(にっこり)」
私は着順ばかりに気を取られていたのです。バカバカ。オークスのバカ。
高知の馬の活躍が当たり前のようになってきた今日この頃、知らず知らずのうちに欲深くなっていたことに気づきました。
大事なことを見落とすところでした。
バルドルは精一杯走った。後ろの馬には交わされなかった。チャンスはまためぐってくるだろう。
リワードパットンは11着。
「『この馬に1800mは長い』と聞いちょったけど、思ったよりバタバタにならんかった。今後もメンバー次第ではやれると思いますよ」と西川騎手。
盛岡のクラスターカップで5着に食い込んだ底力を、またどこかで発揮してくれるはずです。
ちなみに、パドックでのリワードパットンは、ずば抜けてリラックスしていました。
競走馬の犬の散歩フェチとしては、たまらんかったです。
ケイエスショーキ(13着)の写真は、別の機会に。
本日の収穫。
向かって左から、船橋の濱田達也騎手、赤岡修次騎手、田中守調教師です。
高知の人馬が南関東へ遠征する度に、高知で武者修行をしたことのあるジョッキーが、装鞍を手伝ったり鞍を磨いたりしています。
自然な感じでサポート役を務めている光景を目にする度に、なんだか心があたたまるのであります。
レース後、西川騎手と赤岡騎手は、脱兎のごとく船橋競馬場を飛び出しました。
赤岡騎手は2日後に船橋で行われるスーパージョッキーズトライアル(略してSJT、ワールドスーパージョッキーズシリーズの予選)を控えていますが、いったん高知に戻ったようです。
高知→福山→佐賀→高知→船橋(日本テレビ盃)→高知→船橋(SJT)→高知、てな感じの、レースと調教と移動の日々を送るのだと思われます。
ひええ。