スタートダッシュを決めてハナを奪ったポートジェネラルは、4コーナーをまわって直線に入っても先頭を走っていた。
ギリギリまで追い出しを我慢する鞍上。
シビれた。勝つかと思った。
あと少しのところで交わされてしまったけれど。
ゴール寸前まで、トゥインクルナイターの主役はポートジェネラルと赤岡修次だった。
4月8日(水) 大井競馬場 第11レース
第20回 東京スプリント ダート1200m 馬場状態:良
1着 ゼンノパルテノン 内田博幸 1分11秒6
2着 ガブリン 藤田伸二 3/4馬身
3着 フジノウェーブ 御神本訓史 クビ
4着 ポートジェネラル 赤岡修次 3/4馬身
5着 ビクトリーテツニー 横山典弘 クビ
東京スプリントの結果(PC向けページ)
☆東京スプリントのレース映像☆
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「夢を見ましたね! 1着の馬と2馬身も離れていないでしょう? 惜しかった、悔しいですね」
高知の赤岡は、充実感と悔しさが混じった表情を浮かべた。
レース直後だけでなく酒の席まで、ポートジェネラル&赤岡修次&高知の話で持ち切りだった。
「ポートジェネラルに乾杯!」
「ポートジェネラルの馬券は買ってなかったけど」
「そんなの忘れて応援してた(笑)」
「赤岡って上手いよね」「文旦って美味いよね」
「高知ってホントにいいとこだよね」
「魚は美味しいし」「野菜も美味い」
「なにより人がいい!」「みんなあったかい!」「そして酒飲み」
「高知の女の子ってむちゃくちゃ酒が強いよね」
「夏は高知競馬に遊びに行きたいな~」「行こう行こう!」
高知の馬の力走が、高知競馬場に人を呼び寄せようとしている。
それがなにより嬉しくて、目から汗が出そうになった。
とても素直なポートジェネラル。
一生懸命走るポートジェネラル。
テンの速さは天下一品。
ポートジェネラルに乾杯!!