12月31日(金)第12回高知競馬第5日のメイン競走は、「GRAND PRIX 第52回高知県知事賞」(3歳以上 2,400m)でした。
レースは、今年の3歳戦線の主役だったハルノインパクト(西川敏弘騎手)が先頭に立ち、高知県知事賞史上初めての3連覇を狙うスペルマロン(倉兼育康騎手)が続く展開となり、ゆったりとしたペースで進みました。3コーナーでスペルマロンが先頭に立ちますが、中団で脚を溜めていた7番人気のグリードパルフェ(赤岡修次騎手)が最後の直線で大外から一気に差し切り、2着スペルマロンに1馬身半の差をつけ重賞初制覇となりました。管理する田中守調教師、鞍上の赤岡修次騎手ともに2010年のフサイチバルドル以来の高知県知事賞制覇となりました。
優勝馬
グリードパルフェ号 (牡5 ・芦毛) 田中 守きゅう舎
父 トビーズコーナー
母 エムオーフィーバー (母の父 メジロマックイーン)
馬主 酒井 孝敏
生産者 大道牧場
赤岡修次騎手のコメント
「スペルマロンが2番手で折り合いがついていたので交わせないかなと思っていたけど、4コーナー手前で外の、砂を被らないところに出した時行き脚がすごかったので、スペルマロンが直線でそんなに動かなかったら交わせるかなと思いました。直線に向いたときは勝ったなと思いました。馬がすごく頑張ってくれたんじゃないかと思います。今日も明日も高知けいばはいいレースをしているので応援よろしくお願いします。」