9月20日(祝・月)第8回高知競馬第2日のメイン競走は、「日本トーター株式会社賞 JBCクラシック指定競走 第33回珊瑚冠賞」(3歳以上 1,900m)でした。
前走建依別賞を制し重賞V10で連覇の懸かるスペルマロン(倉兼育康騎手)が単勝1番人気、目下9連勝で勢いに乗るクラウンシャイン(佐原秀泰騎手)が単勝2番人気で、この2頭が人気を集めました。
レースは、モルトベーネ(宮川実騎手)が逃げ、2番手スペルマロン、クラウンシャインは好位でゆったりとしたペースで進みました。3コーナーすぎでスペルマロンが楽な手応えで、逃げるモルトベーネを外からかわすと、クラウンシャインもポジションを上げ、スペルマロンのすぐ後ろにつけて最後の直線を迎えました。最後の直線でもスペルマロンの脚色は衰えず、2着クラウンシャインに1馬身半差をつけ快勝しました。
スペルマロンは、珊瑚冠賞で初となる連覇を達成し、重賞11勝目。
優勝馬
スペルマロン号 (セン7・栗毛) 別府 真司きゅう舎
父 ロージズインメイ
母 チャンピオンダイヤ(母の父 ダンスインザダーク)
馬主 西森 功
生産者 日優牧場
倉兼育康騎手のコメント
「早い段階で先頭に立ち、馬が余裕を見せていたのでどうかなと思ったけど、クラウンシャインが外から来た時ぐっとハミを取ってくれたので負けないなという感じはありました。こんな強い馬に乗せてもらって自分自身考えさせられることが多く、一緒に成長しているような気がします。」