本日、8月29日(日)第7回高知競馬第2日のメイン競走は、3歳秋のCS2021 サンケイスポーツ協賛 第25回黒潮菊花賞(3歳 1,900m)でした。
2009年グランシング以来の高知三冠を狙うハルノインパクト(西川敏弘騎手)が人気を集めました。前走でハルノインパクトを下したブラックマンバ(岡村卓弥騎手)が2番人気で続きました。
レースは、最内枠トサフウジン(郷間勇太騎手)が好スタートから逃げ、ハルノインパクトは好位外目、ブラックマンバはハルノインパクトを見る形で追走し馬群は縦長で進みました。
3コーナー手前で逃げるトサフウジンをハルノインパクトがかわして先頭にたつと、大外からダイヤマリー(倉兼育康騎手)が中団から追い込んできて最後の直線を迎えました。 ハルノインパクトとダイヤマリーの2頭が抜け出て激しく追い比べているところを、馬群の間を割って最内からトーセンジェイク(多田羅誠也騎手)が強襲し、ゴール直前でハルノインパクトをクビ差差し切り見事勝利を収めました。
鞍上の多田羅誠也騎手は、2年連続で黒潮菊花賞制覇、管理する松木啓助調教師は、同競走初制覇となりました。
優勝馬
トーセンジェイク号 (牡3 ・鹿毛) 松木 啓助きゅう舎
父 ロージズインメイ
母 シーブリーズラブ(母の父 カジノドライヴ)
馬主 織田 好和
生産者 有限会社 エスティファーム
多田羅誠也騎手のコメント
「距離が長いので中段からのレースを意識し、いい位置をとれました。踏ん張って伸びてくれたので、最後は届いてくれという思いだけでした。レース毎に成長しており、これからが楽しみです。(無観客開催ですが)変わらず全力でレースやっていますので応援していただければと思います。」