本日9月18日(月)第8回高知競馬第4日のメイン競走は日本トーター株式会社賞 JBCクラシック指定競走『第29回珊瑚冠賞』(3歳以上1,900m)でした。
レースは逃げたカイロスを3コーナーで交わした1番人気カッサイに対して、中段でレースを進めた2番人気フリビオンが直線で抜き去り3馬身差をつけて、8連勝を飾りました。29回を数える珊瑚冠競走で3歳馬が優勝するのは初めてです。
フリビオンは、中西達也騎手で制した高知優駿に続いて重賞5勝目、8月に調教師免許を取得した中西達也調教師は、初出走(厩舎開業に伴い転厩)で嬉しい重賞初制覇となりました。
優勝馬
フリビオン号(牡3・中西達也) 栗毛
父 フリオーソ
母 ビオンディーナ
(母の父エンドスウィープ)
馬主 西森 鶴氏
生産者 オリエント牧場
中西達也調教師コメント
倉兼騎手はかなりのプレッシャーがあったと思います。それに負けずに馬の力を引き出してくれました。見ている私が感動しました。生涯忘れることのないレースを見せてくれました。
(次の目標については)馬のローテーション上、黒潮菊花賞ではなく、西日本ダービーを狙っていきたい。
倉兼育康騎手コメント
中西調教師に乗ってくれないかと言われた時に、今の自分には荷が重いのでやめてほしいと言いました。自分がどういうレースができるか必死でしたけど、思っていた以上に馬が強くてよかったです。3・4コーナーの入り口はエンジンのかかりが少し遅いと思ったので、ちょっと早めに動いて、直線にはいったら足を使うと中西調教師や(前騎乗の)西川騎手から聞いていたので、4コーナー手前でいけるっていう手ごたえでした。
(フリビオン号について)まだ、3歳馬ですけど、堂々としたレースができ、これから成長していくと思うので非常に楽しい馬だと思います。
レース結果は
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2017%2f09%2f18&k_raceNo=7&k_babaCode=31
(NARホームページ)