Jockey’ Talk(モー展。)スタート!

 開催日の毎朝、このHPのライヴ中継や競馬場・パルス場外のモニターTVで放送している「モーニング展望。」で「ジョッキーズトーク」がスタートしました。その名の通り、高知競馬の騎手達が番組に登場して日常の話題から、当日騎乗予定の馬のエピソードなどを語ってしまうというスゴイ内容です。

 初日は11月30日(土)。騎手会副会長として先陣を切ったのは西川敏弘騎手。ウォーターダグで勝った珊瑚冠賞の話や、この後の高知県知事賞へ向けての抱負を語ってくれました。この日の2人目は「花ちゃん」こと花本正三騎手。高知市長賞TR山茶花特別を勝ったコウエイエンジェルの話はさすがに熱を帯びていましたね。
 以降、北野真弘騎手・中西達也騎手・中越豊光騎手・上田将司騎手・明神繁正騎手・赤岡修次騎手・川江光司騎手・緒方洋介騎手と毎日2人ずつ、すでに10人のジョッキー達が色々な話を語ってくれています。

 中でも面白いのは、いつも馬に関わっている騎手ならではの話が聞けた時。
ここで、そのうちのひとつをご紹介しちゃいましょう。それは赤岡修次騎手が登場してくれた12月8日(日)の放送時に明らかとなったある”秘密”です。
 主役となったのはハクバオージャ号(アラ系8歳牡馬・田中守厩舎)。元々金沢でオープンクラスを走っていた実績馬で、高知に移籍してきたのがこの秋の事。高知での格付けはD級とあって、11月3日のD5の競走では見事に1着となります。好位3番手から抜け出す堂々たる横綱相撲でした。2着に追い込んで来たのが「復活なった若大将」ヒダカシュウホウですから、これを抑えての勝利はさすがってなもんです。
 当然、2戦目のD級3組では人気を背負います。道中2番手でさあ今日も抜け出すぞ、と思ったらここからまったく伸びずに何と7着に負けてしまいました。これが2走ボケってものかと思いきや、これには理由があったのです。実は田中守調教師のコメントによると「レース前に入れ込んでいた」というのですが、これなら結構普通にある話ですよね、違うんです。レース前と言ってもそれは「レース前日」だったらしいのです。
 赤岡騎手によると、「前の日をレースと勘違いしてガッガッと入れ込んでしまい、実際のレースの日になったらもうおとなしくなってました…」ですって。
つまり「今日はレースの日だあー」と思ってテンションを上げてしまった挙句に、翌日には体力・気力を使い切ってしまったという状況(苦笑)。
 こんな話を聞くと「パドックを見ずして競馬を語る無かれ」って気持ちになりますねー。気合乗りはとても大事なファクターというわけです。もっとも人気馬を見るときは邪念が入るので、「とても落ち着いていていい状態だな」とかって違う方向に解釈してしまいそうですが…。
 一方、「馬にはレースの日が分かるのかな」という疑問も当然沸いてきますよね。これは色々な厩舎関係者に聞くと「分かっているもの」らしいですよ。
きっと調教の加減や、飼い葉の変化などからそろそろレースなんだな、と察するのでしょう。ただし、今回のハクバオージャの場合は一日間違ってしまったわけですが。これも金沢からの移籍後まだ日数が浅いので、何か些細な事から勘違いしたのでしょうね。しかし前日の様子を見てみたかったものです。

 全国的にも珍しい、開催日当日に現役騎手によるトークが聞ける「ジョッキーズトーク」。高知競馬開催日の毎朝10時30分からの放送です。騎手の素顔と、思いもかけなかったエピソードが楽しめること請け合いですのでチェックしてくださいね。

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