第19回能力検査情報

 高知競馬第19回開催の能力検査が3月7日に行われ、3Rに22頭が受検して21頭が合格した。内訳は次の通り。

サラ系
長休明け4頭 移籍馬11頭(うち3歳1頭)
アラ系
長休明け1頭 移籍馬 4頭

 馬場状態は不良だったため、時計はかなり速め。その走りや実績が目に付いた移籍馬を紹介していこう。

 1Rでは中団から外を良く伸びたカーニバルキング(牡3歳・谷力厩舎)がただ1頭の3歳馬ながら1着入線を果たした。あの高松宮記念勝ち馬シンコウキングの産駒で北海道では認定競走3着(北野真弘騎手騎乗!)までの成績だが、兵庫の2歳Fで初勝利を挙げての高知移籍となった。

 手応えを残したまま先行策から2着入線というのがカムイフウジン(牡8歳・国澤輝幸厩舎)。中央では未勝利ながら23戦を戦っており、その期待度が伺える。新潟のB級で初勝利、B1まで勝ってA級へ昇格。重賞・新潟記念にも挑戦していた(7着)。高知ではD級格付けとなる。

 タイキスコーピオ(牡8歳・田中譲二厩舎)はJRAで900万下までを4勝した実績馬。14D新馬、14D、18D、18芝というのがその内訳だ。
高崎・宇都宮でA級を走ったが、ここでは不振。今回の能検も6着入線という結果で決して順調ではないのかとも思わせるが、E級条件なら復活もあるだろう。ジェイドロバリーの産駒で508キロ。

 2R。持ったまま各馬を交わしての1着入線はカルストンサーブ(牡7歳・谷力厩舎)。川崎でデビューしてC1までを4勝。笠松ではC1を勝ってB級へ昇格している。リキサンパワー産駒でブルードメアサイヤーがハイセイコーなら良馬場でこそという血統。D級格付け。

 アラブの2頭は共に実績馬。サラブレッドに混じっての能検ではそれぞれ着順は良くなかったが、時計は十分だった。
 シューワファイター(牡8歳・国澤輝幸厩舎)は岩手デビューで金沢A級の勝ち鞍がある。サチエノヒリュウ産駒でC級格付け。
 アユタヤ(牡6歳・田中譲二厩舎)は高崎でデビュー勝ち。3歳(旧)アラブチャンピオンで2着。アラブスプリントカップ(特別戦)勝ちがあり、重賞の北関東アラブチャンピオンで3着するなどの戦歴を持つ。福山ではC29組で1勝している。こちらもC級格付け。

 3Rでの1着入線馬はアラブのゴールドソアラー(牡5歳・山岡恒一厩舎)。
早め上昇からこの日の一番時計(タイ)で先着した。兵庫A3までの勝ち鞍があって福山のB級でも3着を拾っている。ホマレブルショワ産駒ならマイル位まででかなりのスピードを見せそうなタイプ。A級格付け。
 
 2着入線もアラブのサンタホープ(牡6歳・山岡恒一厩舎)。兵庫ではフクパーク記念7着、A3の2着といった成績。福山へ移籍して結果が出ず、再び戻った兵庫ではB1の3着がある。

 3着のグレイトエンペラー(牡8歳・大関吉明厩舎)はJRA5勝の実績馬。
12芝で新馬を勝った後、全て17Dで4勝を加えている。最後の勝ち星は準オープンの大沼Sであり、これでC級格付けなら期待も高まる。515キロの馬格があって、フレンチグローリー産駒の重厚なタイプ。3代母がアメリカからの輸入馬で母系の一族からはコインドシルバーやミオロベルティーノを輩出している。

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