第13回開催後半ヘッドライン

 高知競馬第13回開催の後半は12月1~2日の土日。天候も回復傾向であり、またまた競馬日和に恵まれそうだ。

 まずは2歳馬関係のニュースから。

 11月15日に北海道・門別競馬場で行われたサラ2歳セリングレース・トレードセールにおいて315万円で落札された、ミドリノオトメ(牝・父ライブリマウント)が高知競馬場へやってくる事になった。
 同セールは日本初のクレーミングレースとも言える試みで、北海道競馬の既出走馬を「JRA認定勝ち馬」「平場勝ち馬」「未勝利馬」の3つのカテゴリーに分けて当日の開催の中でレースを行い、その上でセリを行うという形式。
 ミドリノオトメは平場勝ち馬のレースに登場し見事に1着。通算3勝目をマークし、315万円という購買馬の中で3番目の価格がついた。平場とはいえ3勝馬が入厩する事になった曽我心一調教師は「450キロくらいでなかなかいい馬体をしています」と期待している様子。早ければ次回の能検に登場する予定となっている。

 12月9日に福山競馬場で行われる第1回全日本アラブ2歳優駿(1600m)にヒダカシュウホウ(牡・曽我心一厩舎)が出走する。ここまで高知で5戦2勝という同馬だが、デビュー戦の7着を除けば全て連対という安定感のある成績。今回の遠征では各地の強豪に胸を借りる立場での挑戦だが、マイル戦でその末脚の破壊力が増す可能性も。チーチーキングの全日本アラブグランプリ、プレシャスボーイの瀬戸内賞が共に3着と福山ではまずまずの結果が続いているが、今回はどうか。

 12月1日の特別競走は2鞍。

 第9競走はアラブ系3歳の雪見月特別。冬隣特別では重賞戦線で走ってきた実力を発揮したミシマダイドウが圧勝を見せて3歳戦を卒業。その際の2~3着をハナ差で分け合ったインディシュートとロイヤルオオシが再対決を迎える。今回はしかし1600mの距離がランダム要素を生むか?この距離でレースがしやすくなる馬もいるだろうし、新顔でフジキエルシドの勢いや、チュウオーランサーの底力にも注意が必要だろう。

 メイン第10競走はサラ系B級の1800M戦、徳島県うずしお特別だ。前走のB級特別はスローペースを嫌ったリバーセキトバの早め上昇がカコイサンデーの差し切り勝ちを呼んだ。今回も強力先行馬、追い込み馬が揃って見ごたえのある1戦となりそうだ。軸となるのは安定感でグリーンヘラクレスだろうか。展開の読み方で先行タイプを取るか、追い込みタイプを取るか予想が割れるところだ。

 最終日(日)は11Rに110頭がスタンバイして激戦が繰り広げられそうだ。やはり特別競走は2鞍予定されている。

 アラ系C級の野路菊特別は1400m戦。古豪から3歳馬までバラエティに富んだメンバー構成となっている。
 短距離で安定感が増すイソノヒット、展開向けば末脚が唸るトーエイキングオーとキノパートナー、良馬場なら巻き返すラショナボーイ、二冠馬の意地を見せたプレシャスボーイに、直前を勝ったダイリキホーエイとブリリアン。ここは手広く考えていける「馬券的妙味」の多いレースとなった。

 メインはアラ系B級の馬路村ゆずの里ごっくん特別。このレースと最終11Rが1400m戦に変更となっているので注意が必要だ。
 休み明けを叩いたホマレエコウがいい枠に入った。先行馬も多く1400m戦の分だけ厳しい流れになるだろうが、それを好位で流れに乗って追走できる馬を中心に考えたいところ。紅葉特別の上位組に加えビッグミクニ・サンエイヒリュウという前走好内容の2頭を含めた競馬になりそうだ。フルゲートの激戦は見応えもたっぷり。

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