第7回開催前半ヘッドライン

8月12日にいよいよ建依別賞がやってくる。
過去にはニッポースワローが3連覇(うちレコード勝ちが一回、しかも良馬場でビーマイナカヤマやノボジャックよりも速かった!)という偉業を達成。ここ数年の勝ち馬を見てもスーパープレイ・マルカイッキュウ・マチカネホシマツリらが居並ぶ”フロック”では勝てない1戦である。定量戦になって以来、もっとも混戦ムードで臨むことになった今回、果たして栄冠はどの馬の上に輝くのか?

 さてまずは前半2日間。初日の土曜日はアラ系中心の11Rだ。
前回に引き続き、波乱のムードが漂うメンバー構成だ。恐らく馬場状態も前回の対戦時とは違うはず。この辺りにも注意を払いたい。

 1~2Rは3歳戦。移籍後の臨戦過程に注目したいのがユタカキラリ、ロイヤルオオシといったところ。カイヨウラガーは久々に勝ってなお2組に留まった、連勝と行きたい。
 5RにはD1にチュウオーブラックが再び登場。粒ぞろいのメンバーが相手だが、レースしやすい枠でここも負けられないか。
 6Rにはプレシャスボーイ。このメンバーならというところだが。
 7Rにはハナサキボタンとここも3歳馬が注目になる。休みを挟んで前走4着からの再スタートとなるレースだ。
 8Rは正に混戦模様。狙い目がいろいろ。
 3歳1組は葉月特別。1400m戦だ。前走・文月特別のデンセツノオトコは強かったが、さてあっさりと連勝なるか。マンペイ記念再先着のレガシークラウンやフィニッシュパワーの巻き返しも。
 メインは逆に距離短縮。アラ系B級晩夏特別1300m戦だ。
脚質は差しながらスピードの絶対値で優るブラックハートの出番がやってきた。このB級条件でスプリント戦ならばスローペースは無いと見るが・・・。

 2日目日曜日はサラ系2Rとアラ系のA級を含む8Rで計11R。

 メインはアラ系A級の中村市四万十カヌーとキャンプの里特別。
スマノガッサンの充実振りに対抗できる馬があるか?1400m戦だけにアポロスイセイのスピードに期待したいところだが。

 最終11Rに登場するのが注目度ナンバーワンの移籍馬、マイクリス。あの全日本アラブ優駿「楠賞」で2着となった実績を持つ。
能検でも抜群の手応えのまま直線各馬を交わしてしまったが、実戦でのその走りが今から楽しみだ。追い込み脚質でもあるし南国王冠までの長いスパンで追いかけてみたい。

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