高知競馬第2回開催の後半は4月28・29・30日の3日間。
前半の2日間は連勝馬の活躍が目立ち、馬券的にはヒモをずらして成功するパターンが多かったようだが、これは初日不良~重、2日目に重~やや重にまで回復した馬場状態の変化によるところが大きかったように感じた。今開催も天候は微妙。予想にはくれぐれも馬場・天候のチェックを忘れなきよう。
初日28日はメインにサラ系B級の新緑特別が登場。B級で1300mという距離設定が面白い。普段のマイルから1800mでは追い込み脚質として活躍する出走馬も多いが、スプリント戦で各馬の戦法が楽しみなところ。最終11RのB級2組はマイル戦だけにその流れの違いが勝負の明暗を分けるかもしれない。
29日には3歳重賞・黒潮皐月賞が登場。このレースについてはこのコーナーで展望を記しているので一読いただきたい。天気予報ではこの日に雨が降りそうだ。C級の物部川特別が1300m戦。
これも距離短縮がポイントになりそうだ。
30日(祝)はサイマル場外発売にオグリキャップ記念G2が登場。ファストフレンドやミツアキサイレンスに挑むウォーターダグと西川敏弘騎手の健闘を祈りたい。期待を口にする大関吉明調教師ならずとも応援に力が入る事は間違いないだろう。
サラ系A級の鏡川特別は1600m戦。ウォーターダグとダイタクカミカゼがいないメンバーで俄然注目を集めるのは4歳同期対決のオオギリセイコーとビッグチェイサーか。最終レースには底を見せぬジョイフライトも登場。この馬については前走の内容が非常に素晴らしかった。いずれオープンクラスでも互角に戦う日が来るかもしれない。
さて長い方は9連休にもなろうかというこのゴールデンウィーク。
少々気になるのは天候だが、競走馬もスタッフも晴天・雨天に関わらず頑張って熱戦を展開してくれるだろう。どうぞご声援を。