11月5日(日)に行われた『第12回珊瑚冠賞』は,中団待機から直線末脚伸ばしたマチカネホシマツリが単勝1番人気に応えて優勝しました。
逃げたメイショウタイカンの2番手を追走,直線抜け出して粘り込みを図ったホウエイパーシャが2着。好位から今一つ伸びきれなかったエイシングランツが3着,4歳3冠馬オオギリセイコーは優勝馬をマークして直線末脚伸ばすも4着迄,メイショウタイカンは逃げて直線バテるも後続集団の脚色もなく何とか掲示板確保の5着でした。
優勝馬は,中央未出走から98年12月に高知競馬デビュー。4歳暮れという遅いデビューもC級からスタートして9連勝を含む14勝を挙げ今年5月にA級昇格。8月に行われた「建依別賞」で重賞初制覇を成し遂げるなど能力の高さと自在脚を武器に大活躍。トライアル・オープン特別と2連勝で臨んだ今回,勝負処3~4コーナーでの動きが今一つでしたが最後はゴール前きっちり差して重賞2勝目を挙げました。
これで今年の高知競馬古馬5大競走のうち「建依別賞」「珊瑚冠賞」を制しサラブレッド古馬の頂点に立った同馬ですが,今後は他地区ダートグレード競走で全国区の強敵相手に闘いを挑んで欲しいところです。
マチカネホシマツリ
サラブレッド 牡 6歳 栗毛 1995年1月21日生
父 Forty Niner/母 Invited Guest(母父 Be My Guest)
生 産 者 R.D.Hubbard(U.S.A)
馬主 待兼牧場/調教師 松岡利男
競走成績 28戦20勝(中央未出走)
総収得賞金 17,401,000円
重賞競走 00年「建依別賞」,00年「珊瑚冠賞」
by 山