最新・黒船賞情報!

 3月11日、今日現在の黒船賞情報を。

 他地区選定馬のうち、名古屋のゴールドプルーフとマルカセンリョウが回避を表明。同じ東海地区からマルカバリーとキウィダンスが繰り上がる。このうちマルカバリーの陣営が出走を受諾したことまで確認された。

 なお他に中央出走馬のうち2頭、地方他地区出走馬のうち3頭の騎乗予定騎手も明らかになっているのでここで紹介しておく。(成績は3月10日現在)

 JRA報道室発表 黒船賞出走馬の予定騎手

ノボジャック
小牧太  JRA通算 1070戦  76勝
     NAR通算15025戦3376勝

ノボトゥルー
武豊   JRA通算11348戦2315勝
                 
先の発表分
ウインクリューガー
武幸四郎 JRA通算 4134戦 346勝
                  

地方他地区 黒船賞出走馬の予定騎手

タイキシェンロン
菅原勲 (岩手) NAR通算12707戦2935勝

マルカバリー
佐藤友則(笠松) NAR通算 1703戦 151勝

ホクザンフィールド
岩田康誠(兵庫) NAR通算11199戦2408勝

 JRAからは小牧太騎手が登場。以前に園田競馬騎手招待という形で高知競馬への遠征経験があるが、馬の交流競走では初めて。しかもJRA所属騎手という形になるのだから、時代が動いているなあという印象。園田のツートップを形成していた岩田康誠騎手と高知での対決が見られるのは嬉しい。

 武豊騎手は自らも手記で認めるほど高知コースとの相性がよく、黒船賞でも過去にフジノマッケンオーで2着(第1回)、ノボジャックで1着(第4回)、ノボトゥルーで2着(第6回)と3度の騎乗でパーフェクト連対を誇る。何よりも競馬全体の繁栄のためにとあらゆる競馬場へ精力的に出かける姿が、さすがはトップジョッキーという認識を深める。

武幸四郎騎手はJRAでのデビュー2日目に阪神競馬場のマイラーズカップ(G2)をオースミタイクーンで制すという離れ業をやってのけた後、高知の条件交流に参戦。この時は残念ながらスタート直後に落馬(幸いながら人馬に怪我等はなし)という苦い思い出を作ってしまった。しかし今回は芝のG1馬で乗り込んでくるわけで、新人当時の記憶を一気に払拭するチャンスだ。
 
 菅原勲騎手は以前に高知競馬で行われていた「雪国オールスターリーディングジョッキー招待」で常連だったが、馬の交流では初めてとなる。岩手勢は昨年のゲイリーコンドルが初参戦(8着)だったが、短距離なら現在岩手ナンバーワンのタイキシェンロンに菅原騎手で存在感を増す。

 佐藤友則騎手は高知競馬場初登場。21歳の若手だが、今年の勝利が1割超と安定感を増してきた。マルカバリーには3度騎乗して4着が2度。黒船賞への遠征に胸躍らせているのは誰あろう佐藤騎手本人かもしれない。

 岩田康誠騎手は昨年の黒船賞が高知初見参。タッチダウンパスで良く追い上げての3着は見事。今年はホクザンフィールドということで兵庫最強の意地を賭けた手綱捌きを期待したい。

 続いて新規に出走予定馬となった笠松のマルカバリーを紹介しよう。

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☆笠松  マルカバリー
原 隆男厩舎
セ9歳・鹿毛
父 ジェイドロバリー
母 クインフブキ
母父ラシアンルーブル
通算57戦6勝 (内中央25戦4勝)
連対時の馬体重 470~520kg
主な勝ち鞍
2002年・オータムカップ(笠松D1600m)
             

 マルカバリーは97年に中央競馬でデビュー。新馬戦(阪神D1400)を圧勝するとデイリー杯3歳S(11着)をはじめ芝路線を歩むがもう一つ結果は出ず、2勝目は1年半後の中京D1700m戦だった。その後、京都・小倉のダート条件特別で2勝を加え、計4勝をマーク。戦法はいわゆる好位差しで、一度だけ先行したレースがあったものの(京都・祇園特別を逃げ切り)、大抵は2~5番手からの抜け出しを図るという型を持っていた。笠松転入は01年の秋。獲得賞金が多いため、いきなりオープンクラスでの戦いが続く。盛岡・マーキュリーカップへの遠征を挟み、東海地区のトップクラスや交流重賞ばかりと対戦する中で、ようやく掴んだ地方初勝利は02年9月のオータムカップ。ダイコクテイオー以下を抑えての逃げ切り勝ちには、さぞかし陣営の溜飲も下がっただろう。
 父ジェイドロバリーは説明不要の活躍種牡馬。特にダートグレード戦線ではタイキシャーロックやオースミジェットなどに加え、黒船賞関連では第2回の勝馬テセウスフリーゼ、ヤマカツスズラン(阪神3歳牝馬S)、高知三冠馬として出走したカイヨウジパングらが御馴染みだ。母クインフブキはいわゆる“ビューチフルドリーマー系”で、代々かけられてきた種牡馬がトウルヌソル・ミナミホマレ・ヒカルメイジという日本の馬産の歴史を感じるラインナップ。その後が上記の通りラシアンルーブル・ジェイドロバリーなわけだ。
[F.No12]

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