高知競馬の中越豊光騎手が15日のメイン・秋天特別でワカショウグン号に騎乗、好位から抜け出して1着となり、通算1000勝を達成した。通算5843戦目、平成4年4月デビューから9年6ヶ月、26歳11ヶ月での達成だ。この間の勝率・連対率は通算で1割7分1厘・3割1分8厘となり、なかなかのスピード達成を裏付ける数値となっている。
中越騎手はデビュー初年度から活躍して日本プロスポーツ大賞新人賞(地方競馬部門)に輝き、マカオの国際見習騎手招待競走に参戦するなど傑出した活躍を見せ、平成7・9・10年度にはリーディングジョッキーとなっている。
重賞競走は平成5年のアラブダービーをビゼンホマレで優勝したのを皮切りに、今年のマンペイ記念(勝ち馬チュウオーブラック)まで16勝。中には当時の連勝日本記録に並んだハッコウマーチや奇跡の復活走を見せたナムラコクオーなどの活躍馬の名前が並んでいる。
中越騎手のコメント
「関係者の皆さんが良い馬に乗せてくれたおかげです。
今後はまたリーディングを奪回できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。
1000勝の中で一番印象が強いのは、ハッコウマーチで
優勝した平成9年の佐賀競馬場・西日本アラブ大賞典ですね。」