高知競馬第4回開催前半がこの土・日・月の3日間で行われる。
月曜日のJRA条件交流、桂浜盃のメンバーを紹介しておこう。
JRAからは現時点で4頭の参戦が予定されている。
まずはインフェルノシチー(牡・4歳、鹿戸幸治厩舎)。
昨年6月に芝1200mの未勝利戦で初勝利。そこから長期の休養に入って前走を叩き台に高知へ乗り込んでくる。鞍上予定の福永祐一騎手はこの馬にはテン乗り。”準地元”の福永騎手は高知でも人気があってその騎乗ぶりに注目が集まる。
エクセシヴワード(牡・4歳、高市圭二厩舎)はなんとこれがデビュー戦。この時期までデビューが遅れてもなお登録抹消とならなかった事が、この馬への期待の程を物語っている。それもそのはずで当馬はファストフレンド(帝王賞・東京大賞典ほか)の半弟だ。
高市調教師にしても思い入れがあるだろうし、父はジェイドロバリーに変わっていて、よりダート路線を意識させる配合になっているところもポイントだ。ビーマイナカヤマで黒船賞を勝った師がデビューの地に高知を選んでの登場である。鞍上にも高知の鷹野宏史騎手を配する予定。
ハツユキフルル(牝・4歳、佐々木晶三厩舎)は3月の龍馬盃に続いての参戦。昨年の7月に姫路競馬場の交流競走(1400m)で初勝利を挙げており、今回のJRA勢ではインフェルノシチーと並んでの既勝馬だ。サラトガシックス産駒の輸入馬が母、父は高知ではセクチオ、リバーシャディを送ったシャーディー。植野貴也騎手が騎乗を予定している。
ユウキボーイ(牡・4歳、中村均厩舎)は障害戦を含めて未勝利と、なんとか今回の遠征をきっかけにしたいところ。力の要る馬場を味方につけたい。バンブーアトラス産駒でブルードメアサイヤーはノーザリー、現在鞍上は調整中。
さて高知競馬所属馬だが、今回もメンバーが揃っている。
レジェンドモア、ジョーオーラ、マイネルキャラバン、プリフィーマインド、ツキノキャメル、ジャストメイビー、ロングイマージュにニチドウショウハイの8頭。充実しているマイネルキャラバンを筆頭に、若大将ジョーオーラなど全馬が意欲を燃やしている事だろう。
JRA条件交流、桂浜盃は4日月曜日の第10レースにゲートイン。見所はタップリ、お見逃し無く。